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このブログを読んでいただきたい方

このブログでは、FileMaker(ファイルメーカー)の初心者の方、また、初心者にどう説明していいのかわからない方への情報を発信していきたいと思っています。

 

【1】初心者ってこんなことがわからない?!

 

誰だって、最初は「初心者」だったんです。
でも、徐々に経験を積む間に、自分が初心者だったときのことをすっかり忘れてしまいます。
これは、オトナになったら、子供の気持ちがわからなくなるのと同じです。

また、FileMaker(ファイルメーカー)は、歴史あるデータベースソフト。
バージョンアップを重ねるごとに、どんどん機能は強化され、私が使い始めた頃(FileMaker Proになる、まだ前の「FileMaker II」。Mac版しかなく、モノクロだった)からは大きく変貌をとげています。久しぶりにFileMakerを触ってみたら、大きく変わっていてびっくり!どうやって使ったらいいのか、よくわからない….。
そんな方も多いようです。

特に充実してきた、「リレーション機能」は、まだまだその機能が不十分だった頃にお使いだった方からすると、よくわからないという方が多くいらっしゃいます。

私は、20年以上、FileMakerに関してはトレーニングだけを生業にしてきました。
日々、FileMakerの様々な「初心者」と向き合い、初心者の気持ちを考えながらトレーニングをしてきました。

そんな中で、「初心者は何がわからないのか。何につまづくのか。」ということも、多く知り得ることができました。

FileMakerがまったく初めての方に。
さらに、「FileMakerの初心者の方の気持ちがうまくつかめない。」という方にも、このブログを役立てていただければと思います。

 

【2】FileMakerってどうやって学べばいいの?

 

FileMakerの使い方を覚えるには、触りながら1つ1つ確かめたり、ネット上で情報検索したり、一般書を購入して自分で勉強するのも1つの手です。

しかし、トレーニング(講習)を受講すると、体系立てて学ぶことができるので、結局は早道だと思います。

FileMakerの学び方については、「FileMakerの使い方をどうやって学ぶか」や「このブログの目的」にも書いていますので、参考にしてみてください。

 

【3】FileMakerを学ぶときに注意するポイント

 

FileMakerを学ぶときには、次の2つに注意してください。

1.FileMakerのバージョンの違い

FileMakerは、ver10以後、操作方法や操作画面がバージョンごとに大きく異なっています。
新しいデータベースを作る「新規作成画面」から大きく違っていますので、FileMakerの初心者の方は、違うバージョンの講習を受けると、かなり混乱することになります。

「一番新しいバージョンの講習を受けるのがいいんだよね。」なんておっしゃる方がいらっしゃいますが、「講習会を受ける」ということが目的ならば、「今、自分が使っている(これから使おうとしている)バージョンの講習会を受けるのがいい。」ということです。

くれぐれも、バージョンをよくお確かめください。

 

2.これまでのデータベース経験はあてにならない

Access、ORACLE、SQLといった、FileMaker以外でのリレーショナルデータベースシステムを開発した経験のある方が、「(データベースの)基本はわかっているから、中/上級編から勉強すればいいですよね?」とおっしゃることがよくあります。

これ、大きな間違いです。

確かに、「データベースの基本」がわかっていることは、FileMakerでもデータベースの設計をする段階で役立ちます。また、関数についても、FileMakerにも似たような関数がたくさんありますので、それらの理解にも役立つでしょう。

しかし、大きく違うのが、FileMakerでのインタフェース。
レコードやフィールドというものをどう取り扱うのか、という概念や、「環境作り」というものが、独特です。

特に、Accessの「テーブル」「クエリー」「フォーム」「レポート」が、それぞれFileMakerの何に該当するのか、と、比較しながら理解しようと思うと、さっぱりわからなくなります。

これまでの経験がどうであれ、「FileMakerの基本」を知ることは必要です。

そして、FileMakerと向き合うことになった場合は、ひとまずこれまでのデータベース構築経験と照らし合わせようとしないことです。

これについては、「FileMakerとAccessとの違いは何ですか?」にも書いていますので、参考にしてください。

 

【4】FileMakerをどこで学ぶか?

 

FileMakerの講習会に参加したい!
そう思った場合にわからないのが、講座選び。

FileMakerのトレーニングには、FileMaker株式会社が主催する「FileMaker開発者養成講座(入門コース、基礎習得コース、開発技術習得コース、運用管理者コース)」、FileMakerでシステム開発を行っているFileMakerデベロッパーが主催する講座、そして、私が実施している「FileMaker基本トレーニング」などがあります。

講習会を選ぶ前に、まずは自分のスタンスがどれなのか、考えてください。

  1. 会社で使う大・中規模なシステムをFileMakerで構築したい。
  2. FileMakerのシステム開発を生業にしたい。
  3. とりあえず、FileMakerでどんなことができそうなのかを知りたい。
  4. 自分で使う簡単な(または社内で使う小規模な)データベースをFileMakerで作りたい。

上記のスタンスの1と2は、「FileMakerでのシステムエンジニアになる。」のが目的です。つまり、「プロを目指す方々」ということです。

この場合は、FileMaker社が主催する「FileMaker開発者養成講座(入門コース、基礎習得コース、開発技術習得コース、運用管理者コース)」、FileMakerでシステム開発を行っているFileMakerデベロッパーが主催する講座などを受講されるとよいでしょう。

FileMaker社の「FileMaker開発者養成講座」の「基礎習得コース」は、受講対象者としては、その名のとおり、「FileMakerでシステム開発を生業とする方を養成する講座」、つまり「FileMaker 認定デベロッパ」を目指す方向けです。

具体的には、次のような方のための講座です。

  • FileMaker 中級者の方改めて基礎から体系的に学習する事により更なる知識の充実をはかりたい方
  • FileMaker 認定デベロッパになろうと計画している方
  • その他、FileMaker の基礎をブラッシュアップしたい方

テキストには、FileMaker社の「FileMaker Training Series(FTS)」が使われます。この「FileMaker Training Series(FTS)」は、ある程度、FileMakerの概要や用語は理解されている方のおさらい用として制作されています。

つまり、FileMakerの基本的な用語(テーブル、レコード、フィールド、レイアウト、モード、リレーション、スクリプト、関数、テーマ、値一覧…..)がそれぞれ何を表し、どのような役割をして、どう関わり合いながらどう使うのかといった程度は、概ね分かっていることを前提として講習が進められます。

このため、FileMakerはおろか、データベースからまったく初めてという方には、レベルが高く感じられるかと思います。

 

一方、上記スタンスの3と4の方については、「FileMaker基本トレーニング」をお勧めします。

FileMaker基本トレーニング」では、FileMakerとは一体どんなデータベースソフトなのか?という概念から、データベースの考え方(Excelとの違い)、メニューなどの画面の説明、テーブル・レコード・フィールド、そして、これらとレイアウトの関係など、FileMakerの独特の操作方法と用語を1つ1つかみ砕いて説明しています

また、定員5名様の少人数制グループレッスンの他、マンツーマン(大阪開催のみ)レッスンもあり、データベースや、パソコンの講習会に参加するのがまったく初めてといった方でも、わからないところは、都度尋ねていただくことができるため、不安なく受講いただけます

FileMaker社主催の「FileMaker開発者養成講座」を受講されたい方で、FileMakerがまったく初めての方は、その前段階として、FileMaker基本トレーニングを一通り受講しておかれることが、「FileMaker開発者養成講座」の理解を助けるかと思います。

なお、4の方で、FileMakerの基本はわかっているが、自分で作ったデータベースをもっと便利に使えるようにしたい、という方は、FileMakerデベロッパーが主催する講座や、アドバイスコースをご利用いただくのもいいかと思います。

FileMaker社主催の「FileMaker開発者養成講座」と、私が実施している「FileMaker基本トレーニング」のスタンスの違いについては、「FileMakerの使い方をどうやって学ぶか?」にも書いていますので、参考にしてみてください。

 

【5】FileMakerで作られたデータベースを改変したい場合は?

 

よくあるのが、「FileMakerで作られたデータベースがあるのだが、作成者が退職(または転勤)になってしまい、後任が代わりに改変することになった。」というお話。

「システム」として作られたものは、FileMakerだけに限った話ではなく、そう簡単にその内容を紐解くことはできません。
使い方が簡単であればあるほど、中身は複雑になっており、これまで作られたシステムを単に使っていただけの方が、改変できるようなものではありません。

作成者は、退職(または転勤)する前に、後任者は改変できるだけのFileMakerの十分な技術を習得し、前任者は仕様を残しておくべきなのですが、そうともいかない場合は、デベロッパー(FileMakerでのシステム開発を生業としている業者)に委託するのがいいかと思われます。

ただし、デベロッパーは、「FileMakerのプロ」ではあっても、御社の業務のプロではありません。今お使いのシステムが、何をどうするものなのか、それを的確に業者に伝えるスキルが求められます。このことがスムーズに作業を進めることになり、結局は委託コストに反映されてきます。

まずは、「FileMakerが何か?」を知る。

これが大切です。

そんな場合にも、「FileMaker基本トレーニング」がお役に立てるかと思います。

 


このブログの表記について:

FileMaker Proおよびファイルフォルダロゴは、FileMaker社の登録商標です。 Mac®、MacOSの名称は、米国Appel Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。 Windowsは米国Microsoft Corporationの米国および他の国での商標もしくは登録商標です。 その他、本書に記載の会社名・製品名は、すべて関係各社の登録商標または商標であることを明記して、本文中での表記を省略させていただきます。

また、「FileMaker」と記載すべきところを、初心者の方にもわかりやすいように、「ファイルメーカー」とカタカナ表記する場合がございます。

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